大阪は難波、通称「座裏」と呼ばれるこの地域で、電話番号非公開の知る人ぞ知るお店。その名は「墨や」。とても3,000円とは思えない、圧倒的なコスト・パフォーマンスのコース料理で、予約困難となっているこちらのお店を、ブロガーのそらさん、猫師さんがご紹介。
「座裏」の細い路地を・・・。

そらさん
「なかなかディープな場所にあるので、お店の前の通りに入っても見つけにくいのなんのって。予約時間よりも早めに来て、ゆっくりとお店探しの冒険をするのも楽しみの一つではないでしょうか(^^)(私は、お店の前まで行っても気づけなかったよ・・・。)」


猫師さん
「角にタイ料理屋さんがある細い路地に入って、とある雑居ビルの超細い通路の奥にありました。看板はなく、裸電球にマジックで店名が書いてあるだけ、笑 」
さて、着席。

そらさん
「店内は、L字型のカウンター席のみの小さなお店。席は窮屈な感じかなと思っていたけれど、予想よりもゆったり(^^)」
まずは、3種盛。

猫師
「これは日本酒が進みまくるアテです。どれもレベル高いよ〜!」
そして、 活いかのお造り!

そらさん
「大将が手早く捌き提供して下さいます!墨塩と酢橘で頂きます♡ 白ワインと合うわぁ♪」


猫師
「ここでは傘の部分だけを頂きます。イカはまだ生きていて足は動くし茶色い斑点の色素は大きくなったり小さくなったり。綺麗な透明の身を食べると、活けイカ特有の凄い歯応え。イカは適度に寝かした方がネットリとした食感で甘さが増しますが、新鮮なコリコリしたイカも良いもんです。」
傘以外は、焼きor天ぷら。

そらさん
「胴体を楽しんだ後、残った頭と下足は、天ぷらか焼きのどちらかで調理してくれます」
猫師さん
「天ぷらにしたら柔らかくて甘くて刺身と全く違った美味さで最高ですな。しかも、イカ墨塩で食べるんだよ。めちゃウマでしたw」
次は、鰆(さわら)の塩焼き。

猫師さん
「身がフワフワで皮が美味いのなんの。塩加減も絶妙♪」
ここからは、握り! そして・・・。

猫師さん
「イカは活けではないので一転してネットリ甘〜い素晴らしいネタでした」

猫師さん
「握りはネタによってシャリにイカ墨を加えて黒い米なんです。それがまた美味い」

猫師
「クエ?だったか忘れましたが、白身のこれは身の甘さがずば抜けていた」

そらさん
「どれも間違いなく美味しい」

猫師さん
「シャリも口の中でホロッと解ける絶妙な力加減」

そらさん
「魚から透ける黒色は、なかなか他では楽しめないですよね」

猫師さん
「 最後に美味しすぎる味噌汁を頂いてお会計」
そして、「座裏」の夜は更けていく・・・。
そらさん
「これで3千円のコースは安いわ。予約が取れにくいのも納得です」
猫師さん
「日本酒も結構飲んで1人5000円と、破格でした。こりゃぁ流行りますわ」
「美味しかったです。ご馳走さまでした!」
<店舗DATA>
店 名 :墨や
住 所 :大阪府大阪市中央区難波4-3-23
電話番号:非公開
営業時間:17:00~23:00頃
定休日 :不定休
(構成 上野屋 誠)