再開発ブームの日本

 現在、東京と大阪で大規模な再開発プロジェクトが進んでいます。
東京は、ご存知の通り五輪・パラリンピックが行われることから、さらなる国際都市としてグレードアップを図っている、という状況。東京駅周辺の再開発では、日本一高いとされる390メートルの超高層ビル(写真右)の建設を進めているみたいですよ。

大阪はマジでやる気だ

 大阪は、なんといっても2025年に万博開催が待ち受けています。
 IR(カジノを含む統合型リゾート)は、国際的なIR業者が横浜の方ばかりに注目しだしていて、目標だった2025年の万博開催までの完成は難しそうな雰囲気。
 「おいおい大丈夫か?」ってな事になっているものの、 世界トップのIR事業者で あるアメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルは「ぜひ大阪やりたい!」って言ってくれてるし、まあいずれIRが登場することは間違いないでしょう。
  IRの具体的な場所や開業スケジュールが定まるのは2020年末から2021年にかけて、ということみたいですね。
 この万博やIRを見越して、大阪では複数のエリアを結ぶ大規模な再開発がどかどか進んでいます。 万博開催地になる夢洲の整備 だけでなく鉄道の延伸や新駅の登場など、その勢いは東京を超えるとも言われてます。かなりマジでやってますよ大阪は。

「うめきた族」誕生!?

梅田北ヤード跡地再開発事業「うめきた」 2期地区の開発 完成予想イメージ

 注目は、やっぱりうめきた。1期地区に続いて、2024年の街開きを目指して2期地区の開発が進んでいます。185メートル級のホテルとオフィスの複合ビル、175メートル級のタワーマンションなどが完成する予定です。
 実は、1期・2期合わせた延べ床面積では、あの東京の「六本木ヒルズ」を上回るちゅうから驚きです。大阪にも「六本木ヒルズ」以上のおしゃれタウンが出来るってことですね。「うめきた族」? これはダサい。誰か考えて。

2020年に登場する新スポット

ということで勢い溢れる大阪ですが、2020年に登場する新スポットをいくつかご紹介。

2020年2月19日 梅田エストに女性向けの食エリア「EST FOODHALL」がグランドオープン!

「梅田EST」は昨年からリニューアルを進めていましたが、2020年2月19日に「EST FOODHALL」をグランドオープンするとのこと 。
 約220席のシェアゾーンを中央に、バルゾーン、ダイニング&カフェゾーン、ランチ&カフェゾーンという4つのゾーンで構成されているみたい。ガッツリ女性ターゲットな雰囲気で、梅田で働く女性にはうれしい情報です。 全国初・大阪初出店の9店舗を含む、全16店舗が出店。 とりあえず代表的な店舗は以下の通り。

<出店する店舗からチョイス!>

■「Champagne&GYOUZABAR スタンドシャン食」
シャンパン&餃子で知られる北新地の「スタンドシャン食」の系列。

「肉屋のビストロ にくらうす」
創業90年の老舗食肉加工機材メーカーの「なんつね」と東京で「大衆ビストロ ジル」など繁盛店を運営する「ジリオン」がタッグを組み、本場顔負けの「シャルキュトリー(食肉加工品)」が味わえる。

■「TAKO BUSTERS」
大阪名物「たこ焼き」が近未来SFスタイルで提供される新感覚たこ焼き酒場。


2020年2月開業? ルイ・ヴィトン 御堂筋店は 世界初のカフェ&レストラン併設店に

正式発表はまだだが、ルイ・ヴィトン御堂筋店も2月頃に開業されるのではないかと思われます。ヴィトンの店舗は国内に50数店舗あるようですが、この御堂筋店は国内最大。
メンズも含め、バッグやアクセ、時計、ジュエリー、ウエアなどがフルラインナップで用意されるとか。

須賀洋介 シェフ

で、KGBとしてはやはり“食”の情報を。なんとこの御堂筋店、最上階にはカフェ&レストランがオープンする。 オーナーシェフは、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションの右腕として活躍していた須賀洋介! 東京の店「SUGALABO(スガラボ)」は会員制レストランだから、須賀シェフの味を気軽に楽しめるってことになれば、かなり楽しみですよね。

場所は、皆さんご存知かもしれないけど念のためココ↓ね。

文:KGB編集長 宮本昭仁

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