大阪、肥後橋。現代的なビル群の足元、昭和の情緒がほのかに感じられる路地にお店を構えた「讃州」。梅田の北側、豊崎の讃岐うどんの人気店「情熱うどん 讃州 豊崎本店」が、2018年5月に移転と共にリニューアル・オープンし、約1年。
 店主の久保達也さんは、和食の修行時代に培った技術や識見を基に、トルネードの如き勢いで業界に新風を吹き込み、「関西の讃岐うどんの変革者」として、その名を知られている。
 そんな久保さんが、「〆のおうどんのためのコース料理」をテーマとし、人気店の地位を確立した豊崎の地を離れ、新たな挑戦に取り組むお店を、ブロガーの喘息男さん、えりりんこさん、 ma_masanさんがご紹介。
 筆者注)お店の基本スタイルは、お一人様4,800円のコース料理(要予約)です。


路地裏にある隠れ家の雰囲気。

1階はカウンター席のみ。2階は貸切宴会ができます。

えりりんこさん
「 場所は、大阪メトロ肥後橋駅から西に徒歩5分ほど 」

ma_ma sanさん
「 小さなお稲荷さんの横手から路地へ入りました」


まずは、付き”出汁”から。

「いりこ」と「さわら」のおだし。

えりりんこさん
「なるほど!そういう事なのね~ 付き出汁とは、出汁・・あぁ~なんかやられた感(笑) 」

ma_ma sanさん
「 とってもまろやかで、めちゃくちゃ美味しい!! 」


前菜は、5種盛り。

左から、蛸のガリシア風、オクラの胡麻和え、黒毛和牛のたたき、パインのキムチ、やげん軟骨のペペロンチーノ。

喘息男さん
「 シンプルな物から変化球まで楽しめる一皿です 」


豊崎時代の、あの一品も健在。

鯖のきずし。

喘息男さん
「白胡麻油とからしが絡めてある。 鯖が苦手な僕でもいけました」


唎酒師の久保店主お薦めの日本酒も魅力。

取り揃えは仕入次第。こちらは「五橋」。

えりりんこさん
「 日本酒のラインナップも揃ってるので、飲みやすいものをくださいとお願いして、こちらをいただきました 」


ポテサラの枠を飛び出しました。

ポテトサラダ。 卵、たまご、タマゴ…!

喘息男さん
「 何と、とびっこ・いくら・雲丹・漬け卵が・・・贅沢な素材は1つ1つ新鮮で味もまとまっていて良かった。テンション上がりますよね」


天ぷらも充実。

一品ずつ、揚げたてをいただけます。
こちらは、高知産の「ドンゴロいわし」。

ma_ma sanさん
「藤五郎イワシとも言われ、県外にはあまり出回らない希少なイワシのようです。素揚げにされてましたが、鱗が松笠のように立ってパリパリの食感で、ほんのり苦味があってしっかりとしたイワシの味が楽しめました」

えりりんこさん
「すべての天ぷらは抹茶塩でいただきます 」


赤身のお肉に舌鼓。

黒毛和牛のモモ肉。
ma_ma sanさん「しっとり柔らかくてジューシー♬ 」

えりりんこさん
「 噛めば噛むほど肉の旨みがジュワワワ 」

ma_ma sanさん
「脂身の少ないもも肉なんで、後半に食べてももたれないからいいですね」


そして、〆は・・・。

ひやかけうどん。
冷たいor温かい、一人前orハーフと、要望に応じた形でいただけます。

ma_ma sanさん
「 しっかりとした強いコシとモチモチ感。澄みやかな黄金色のお出汁は、まろやかで深みがあり、めちゃくちゃ美味しい!」

喘息男さん
「 うどんは目の前で伸ばして切って目の前で湯がいてくれます 」

えりりんこさん
「美味しいお出汁に美味しいうどん、他の具材なんて何もいらない シンプルイズベスト!! 」


すべては、讃岐うどんのために!

えりりんこさん
「この内容で、4,800円はお値打ちですね しっかり、肴を楽しんだ後にメインと〆のうどん コースのバランスが素晴らしい! 」

ma_ma sanさん
「お店入って、メニュー見た時には、シンプルな感想でしたが、フタを開ければ、皿数多くてビックリ。
お一人でここまで丁寧に作られていて感服しました。
どれもこれも美味しくて、最高のうどんで締める。
これ、1店完結でパーフェクト!とってもお値打ち!
ここは何度も来てしまいそうです♡ 」


<店舗DATA>
店 名 :讃州(さんしゅう)
住 所 :大阪府大阪市西区江戸堀1-16-21
電話番号:06-7509-4189
営業時間:16:00~22:00
定休日 :日曜日・祝日

(構成 上野屋 誠)



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