京都は和食文化を町ぐるみで継承発展していく取り組みが行政や民間でも活発です。
その京都を代表する京都産業大学キャンパス内にある学生食堂、多くの学生や関係者のお腹を満たす場所にその1品はあった。

坂をのぼり福利厚生施設の“並楽館”を目指す。

食堂やカフェがはいっている並楽館に到着、1階には京都ラーメンの名店「麺屋しゃかりき」の二号店「壱馬力」も営業している。
化学調味料を一切使用せず、素材にこだわった、厳選したラーメンということで気にはなったが次回の楽しみに今回は我慢。

鶏塩白湯らーめん 500円

参考:京都産業大学HPから

並楽館3階 学生食堂のLIBRE(リブレ)到着。
京都産業大学は山間にある巨大キャンパス、並楽館まで大学前バスターミナルから15分ほど歩く場所にある。

さすが学生向けプライス、市場の半額かそれ以下の商品もあり食堂運営会社の努力がうかがえる。
昭和24年京都で創業の 株式会社不二家商事 は食堂運営のエキスパート。
京都の学生は知らない間にお世話になっているかも。

豊富すぎるメニューで選ぶのに苦労、、、
しかし安い(;^_^
これ以外に日替わりランチが420円、神山ランチが290円など食を楽しむ環境はありがたいですね。

まず食券で購入したのは

カツカレー 380円
サラダ   100円
みそ汁    30円

カレーは今はやりの感じではなく、昔ながらの欧風カレー。
辛さはほとんど感じない程度で誰にでも食べてもらいやすい味になっております。
カツはボリューム重視で、ダブルカツカレー(450円)やギガカツカレー(550円)など3段階あり男子にはたまんないメニューですね。

最初に謝ります、学生食堂をなめてました!

カツカレー食べているとき、近くの大学生が食べていたのを見て、“これ絶対うまそう!”と一目ぼれ。

梅わかめうどん!!!
260円

お腹はいっぱいだったけど、これは食べておかないと後悔すると思い注文。

大阪の天満エリアなどこの価格帯のうどんと比較しても、、、


マジうま!です。

麺は少しコシがあり柔らかく太めで食べやすく。
もちろん出汁はいちから取ったもの、上品な薄味で梅の酸味と愛称が良い、かつお節とネギ、そして大量のわかめのトッピング。
文句なしの完成度です。

今回は数十年ぶりに学食で食事をして、今の学生は恵まれていると羨ましくなりました。

学食は美味しくないというイメージがあります、確かに安価に提供することが必須な訳ですから妥協した味になるのも仕方がないと思います。しかし予算内でできる限り味にも気を使って商品開発されていることも今回知ることができました。
普段は職人がこだわり時間をかけて作ったうどんを1000円とか払い食べていますが、“学生に美味しく安価で提供したい”という全く違う世界観は学生食堂だからこそ。

特にこの“梅わかめうどん”は完成度が高く、大学に通われている学生さんに是非ともオススメします。
一般の方も気兼ねなく入れる食堂なので、社会見学がてら足を運んでみては(^^)

<店舗DATA>
店 名 :LIBRE(リブレ)
住 所 :〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
電話番号:なし 
営業時間: 平日 8:30~10:00 10:00~15:00 17:00~20:00  土曜 10:00~14:00
定休日 : 日曜日

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