明石といえば「明石焼き」別名「玉子焼」、安くて早くて美味しいご当地グルメ。

ギョギョギョ! 明石たこ大使さかな君が駅ではお出迎え。

駅もきれいですね、明石市は町思いの市長が有名ですがそれ以上に明石海峡大橋や明石城でも有名な中核都市。 2019年は明石市制施行100周年です。

明石の玉子焼店は数多くあるので、今回は名門2店舗に来店してアツアツをいただきました。

魚の棚という商店街を歩くこと5分、「たこ磯 本店」へ。

玉子焼(あなご)900円を注文

こちらは、1988年にオープンした人気店。夕方遅く閉店前でも多くのお客様でにぎわっています。
なんといっても、たこ磯さんの玉子焼の特徴は“たこではなく、アナゴが入った玉子焼もラインナップ。

あつあつの出汁を少し注ぎ、一味をかけていただきました。

三つ葉が少ししかなかったので、もっぱら一味がメインの薬味となります。
お出汁は見た目より濃いお味で、薬味なしでも食べれるように作ってあるのかなと思われます。
中にあるアナゴは存在感があり記憶に残る玉子焼きです。
ご馳走様でした。


2店舗目は「 玉子焼専門店 松竹」へ
三代続く老舗の玉子焼屋、最近移転して駅からすぐのパピオスあかし1階で営業。


玉子焼 650円を注文

こちらも閉店30分前でも来店客が多く、持ち帰りの方が半分ほどおられました。
駅の目の前で常連さんも多いのか、“玉子焼持って帰るから2個頼むわ! 15分後また来るし”といった感じでほのぼのした空気感のお客様と店員の関係。
三代続く秘訣は地域から愛されることですね!

見てください、このたこ!
アツアツなので冷ますため割ったら、中からプリプリのたこちゃん現る。

松竹さんの特徴はなんと言っても“入れ放題の三つ葉”
薬味好きの方にはたまらんのです。

出汁は薄味ですね、あつあつの出汁に三つ葉をたっぷり入れてほのかに感じる香りを楽しめます。

特別玉子焼(卵、蛸増量)を100円UPで注文できるのもこの店の特徴。

最近移転されたので、きれいな店舗です。

2店舗お伺いして、合計30個の玉子焼を食べて思ったこと。

“やっぱり出汁やね!”です。

出汁のお味にお店のこだわりや個性があり、それにあわせて薬味の量も変わる。
多くの店が15個で、大きさ出し方、価格も同じくらい、同じ条件で正々堂々と勝負をする「明石の玉子焼」の世界は実に奥が深いです。

大阪から40分圏内、皆様も是非食べ比べに明石まで。

<店舗データ>
店名: たこ磯
住所: 兵庫県明石市本町1-1-11 魚の棚商店街内
TEL: 078-914-5103
営業時間: 10:00~19:00
休日:なし

<店舗データ>
店名: 玉子焼専門店 松竹
住所: 兵庫県明石市東仲ノ町5-23 明石ときめき横丁
TEL: 078-912-0091
営業時間: 11:00~20:00
休日:水曜日

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