こんにちは。UME・TEMMA(うめてんま)です。
3部構成の2回目は「UME・TEMMAができるまで」をお話しします。
学生が考えに考え抜いた、大阪天満宮ゆかりの梅果汁10%のサイダー。
さて、これを製造してもらえる企業をどうして見つけることができたのか。
開発プロジェクト2年目に、すでに株式会社ハタ鉱泉に狙いをつけました。
大阪の企業で、ラムネのトップメーカーです。
でも、 そんな大きな企業が私たちの話に簡単に乗ってもらえるとは思えません。
恐る恐る連絡すると「学生の甘さを捨ててビジネス感覚をしっかり持って取り組むのなら協力しましょう」とのお返事をいただきました。
でも、やっぱり学生の甘さが出てしまいました。「クラブが忙しいので、、、」とか「みんなが揃わないので、、、」とか。
私たちの甘い考えにハタ鉱泉さんもしびれを切らし、「話は白紙に戻します。もう一度しっかりと態勢を整えてから」と厳しいお叱りを受けました。
しかしこの言葉にめげず、 しっかりと反省して、3年目の活動が始まりました。
ネーミングにも苦労しました。
「天満サイダー」「天神梅サイダー」「天神梅ソーダ」などなど。
いろんな候補が浮かんだり消えたり、、、そしてたどり着いたのが「うめてんま」です。
それもアルファベットを使った「UME・TEMMA」。
ボトルデザインにも苦労して、最終的には300㎖のガラス瓶でやや丸みのあるかわいいものを選びました。
日本のガラス発祥が天満だということ。
そして環境にも優しいということでガラス瓶にしました 。
一番大事なボトルデザイン。
これも苦労に苦労を重ねて天満宮のシンボルである赤い「梅鉢」をモチーフにシンプルなものに決定しました。
そして梅の味。
何度も試飲をしてホンモノを追求したいということで普通じゃ考えられない「梅果汁10%」の濃ゆーい梅味と強炭酸に決定。
暑い夏にゴクゴク飲んで疲れが吹っ飛ぶ、そんなことをイメージしました。さらに、製品の販売計画も考えて改めて提案すると、「そこまでしっかりやる気を出してくれているのなら」とハタ鉱泉さんからやっと製造してあげようの返事がいただけました。
しかし、製造を完全に任せたという訳ではありません! 井戸からくみ上げた「天満天神の水」を私たちが丁寧に工場まで運んだのです。
ということで。
2018年6月3日。
ついに、私たちの大切な「UME・TEMMA」が誕生したのです。
【写真説明】
天満宮の象徴である「梅」を10%。天満がガラス発祥の地だから「ガラス瓶」。 飲むといいことが起きるかも、という意味をこめて、お水は「ご利益の5%」。
さてさて。
完成したUME・TEMMAはどんな方法でみなさんに知ってもらおうとしたのか、 私たちがこの1年やってきたことをつづいて紹介します。
第3話につづく。
(記事 関西大学学生)
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