宮城県は仙台市の洋菓子店「カウベル」が2007年に始め、徐々に広まっていたっとされるのが、「ショートケーキの日」。なぜ、毎月22日としたのかは、「カレンダーの22日の上には、必ず15日(イチゴ)があるから」とのこと。最も一般的と言える、7日ごとに段が変わるタイプを見ると、確かにそのようになっています。面白い発想の記念日ですね。
そこで今回のKGBニュースでは、関西のショートケーキの美味しいお店を3店舗、ブロガーののりたろうさん、けんけんさん、ヒトミさんがご紹介します。
(ショートケーキの日を考案した「カウベル」は、既に閉店されているそうです。)

『Tsukushinbo Cafe(つくしんぼ カフェ)』 (大阪市北区)

店舗外観
のりたろうさん「和食のお店を間借りした、土日のみ営業のカフェ 」

のりたろうさん
「場所は梅田ヨドバシカメラ北側すぐ。行列のできるパン屋 『ROUTE271』さんの二階 、向かって右手にある赤い扉から階段で上がります」

プリンセスショートケーキ 1,482円
のりたろうさん「これは予約してでも食べたいですよね」

のりたろうさん
「美しい! 美し過ぎる!!! このビジュアル。注文後の手作りの為、限定10品の人気商品」
「鮮やかな、いちごの赤とピスタッチョのグリーンの調和。そしてこいつの正体が、ショートケーキだったという驚きの事実。もちろん見た目だけではなく、贅沢にマカロンを使用した一品。よって、不思議な食感も併せ持ち、作り置きはしていなくて、注文を受けてから作るため、1日10食のみの限定メニュー」

店名Tsukushinbo Cafe(つくしんぼカフェ)
住所大阪市北区芝田2-3-2
TEL06-6372-3315
営業時間[土・日]
11:00~18:00
休日月~金、土日でも休みの場合あり

 

『カフェ 叶 匠壽庵 長浜黒壁店』(滋賀・長浜市)

店舗内観
けんけんさん「数百年前に建てられた古民家をリノベーション」

けんけんさん
「店内は、土壁や古木の梁など、当時の面影が残っていて趣があります! 椅子やテーブル、壁に掛けられた絵画や電灯などにもこだわっているようで、めちゃくちゃ落ち着く雰囲気(*´∀`*) 」
「かなり席数が多くて驚き! 軽く50人以上は入るんじゃないでしょうか。奥には坪庭があり、ここから入る光が店内を明るく照らします♪ 秋になると、ここの紅葉が映えてきれいでしょうな~♪ 」

近江のまつりばやし 800円
けんけんさん「すごい見た目のショートケーキ!」

けんけんさん
「一見すると、生クリームが上に乗っているかのように見えますが、これ実は練乳なんです! た~っぷりの練乳が、苺のショートケーキにのしかかっているんです!! なんちゅう悪魔のメニュー(・□・;) 」
「この濃い練乳が、あっさりめの生クリームと、しっとりふわふわのスポンジ生地との相性抜群!! そして、苺と練乳との組み合わせは言わずもがなですよね。すべてが口の中で一体となって至福の時を味わうことができますヾ(*´∀`*)ノ 練乳のインパクトもさる事ながら、ショートケーキの基礎となるスポンジ生地と生クリームが美味しい♪ 中々、ここまでのクオリティのショートケーキに出会うことが無かったから、驚きました、、」

店名カフェ 叶 匠壽庵 長浜黒壁店
住所滋賀県長浜市元浜町13-21
TEL0749-65-0177
営業時間カフェ(1階)  9:00~17:00(L.O. 16:30)
和菓子売場(1階)9:00~17:00
ダイニング(2階)11:00~14:00
休日水曜

 

『なかたに亭』(大阪市天王寺区)

店舗内観(店舗サイトより)

ヒトミさん
「近鉄大阪上本町駅からほど近く。チョコレート系のガトーの名店。なかたに亭さんでも苺ショートがあったのでいただきました」

フレジエ 540円
ヒトミさん「上は生クリーム、間のクリームはカスタード系クリーム」

ヒトミさん
「ちょっと歪んでるのは苺の重みのせい♡ ほんのり苺のコンフィチュールをまとった大粒の苺が乗っています」
「 可愛い女の子のような佇まいだけど、フォークを入れたら、断面だけじゃなくて、隠れ苺がたっぷり! 食べる難易度は上がるけど、これは嬉しい誤算です」
「大粒の苺は甘いし、カスタードクリームとのバランスも良くて美味しかったです♡ 」

店名なかたに亭
住所大阪市天王寺区上本町6-6-27 中川ビル 1階
TEL06-6773-5240
営業時間[火~土]
10:00~19:00
[日・祝]
10:00~18:00
休日月曜、第1火曜、第3火曜

 

繰り返します。毎月22日は「ショートケーキの日」!!

そもそも「ショートケーキ」とは、製菓の老舗・株式会社不二家のサイトによると、
“スポンジケーキをソース等と組み合わせたケーキやビスケットなどの総称です。語源としてはお菓子の原料であるショートニング(shortening・油脂)に由来するという説など、諸説あります。英語の「short(ショート)」には「サクサクする」「ぼろぼろする」という意味があります。現在日本で「ショートケーキ」と呼ばれているケーキは、海外では主流ではなく、いわば日本生まれの洋菓子と言えます(後略)”
とのこと。
「ケーキ」と言う単語を聞いた時、ショートケーキのことを思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、「日本生まれの洋菓子」なら、それも納得ですね。

(文及び構成 上野屋 誠)

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