南森町で麻婆豆腐といえば、まず「福龍園」を思い浮かべる人も多いのではないか。日本における「四川料理の父」こと陳建民の孫弟子の店で、激辛&激旨の超級麻婆豆腐で関西一円に知られている店だ。
ところが約10年前、その 「福龍園」 の目と鼻の先にオープンしたのが「広東名菜 紅茶」。これ、紅茶と書いて“ほんちゃ”と読む。
なんとこちらも麻婆豆腐がうまい。大阪天満宮の裏手で秘かに麻婆戦争が勃発しているのだ。今回はその“紅茶”麻婆豆腐のランチをご紹介。
場所は大阪天満宮のほど近く。表大門前の道を東に進みつつ、左に入る筋をちょくちょく覗いておけばすぐ見つかります。
料理人の方は、福島の行列店「中国菜オイル」で修業されたこともあるそうだ。
ランチはどれも美味しいのですが、やはり福龍園に真っ向勝負を挑んでいる「四川麻婆豆腐」で。
運ばれてくるなり「麻(マー)」の香りが食欲を刺激してくる。麻婆豆腐もご飯もボリュームがあり、若い男性でもしっかり満足できる量だ。
福龍園ほどには辛くないものの、最初にしっかりした辛さと痺れがある。 汗っかきの人ならタオル持参がおすすめ。 その後に旨味がじわじわと口の中に拡がってくる。ひと口ごとに5秒待ちたい。
時々は、この優しい味わいのスープで口直しをしつつ、再び辛さと痺れ、そして旨味の波を繰り返し楽しむ。
麻婆豆腐の良し悪しを大きく左右するラー油は販売もしている。お客さんが買うシーンを何度となく見ることから、日常使いしている人も多いのではないか。しかし、冒頭でここまで麻婆豆腐戦争をあおったからには、次は福龍園の麻婆豆腐ランチやな。。。。。
編集長 宮本昭仁
店名 | 広東名菜 紅茶 (ほんちゃ) |
住所 | 大阪市北区天満4-17-17 双園マンション 1F |
TEL | 06-6352-3838 |
営業時間 | 11:30~14:00、18:00~21:30(LO20:30) |
休日 | 日曜、祝日 |