ちょうど230年前の7月14日、「フランス革命」のはじまりとなった「バスティーユ牢獄の襲撃」がありました。
それ以来、この7月14日はフランス共和国の成立を祝う日 「パリ祭」と呼ばれ、本場フランスでは盛大な祭りがおこなわれているのだけれど、実は日本でも「パリ祭」やってるの知ってました?

本場はこんな感じ。

今週日曜日、7月21日には、その「パリ祭」が京都で行われます。それが「パリ祭 2019 KYOTO」なんす。

フレンチな夏祭り! 南の島への旅行券も当たる!?

京都「パリ祭 」の昨年の様子

「フランスの歴史とか知らんしー難しいしー」という輩には、単に“フレンチな夏祭り”として楽しめる内容。

●フレンチ関係の人気店が集うマルシェ
●1等はニューカレドニアのペア航空券という豪華なトンボラ抽選会
●フランスで学んだソプラノ歌手高木有紀のリサイタル
●「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015」で公募大賞 グランプリを受賞したアーティスト森太三による エコバッグを制作 するワークショップ

とかいろいろ楽しめる。
前売り600円当日800円の入場料はかかるけど、おフランスな気分を目いっぱい楽しめたり、ついでにニューカレドニア行けたりしちゃったらめちゃええやん。
おっと「ニューカレドニア? どこよ? 南太平洋の島? なんでフランスじゃなくて南の島やねん」と思った方、フランス人に謝ってください。この島はフランスの海外領土です。
ちなみにトンボラ抽選会の“トンボラ”とは、フランス語で福引とか抽選とかそういう意味らしい。

まあ、しかし関西グルメブロガーズとしては、そのマルシェに注目したい。

まずこの 「パリ祭 2019 KYOTO」 の会場は、「アンスティチュ・フランセ関西ー京都」ってとこなんだけど、これはフランス政府が管理・運営するフランス文化センター で、もともと関西日仏学館って呼ばれた場所。 1936年建築 で国の登録有形文化財にも指定されている白く美しい洋館。


マルシェが開催されるのは、この 「いやもうおフランス~!」 なアンスティチュの庭とテラス。これだけでもう「 La tension monte!(テンション上がる!)」 となること請け合いです。

マルシェで登場する店舗のクオリティがヤバい!

ここがテラス。さっきも使った画像だけど、いい雰囲気なんでもう一度こすります

そして、マルシェで登場するお店のラインナップがヤバい。
東山で人気のパン屋さん「ルバカサブル 」や、鈴鹿では超有名なパン屋さん「ドミニク・ドゥーセ」のパン。
京都岩倉の老舗フレンチ「エヴァンタイユ」のフレンチ惣菜。
フランス人シェフが腕を振るう逆瀬川のガレット専門店「 グウェン・ア・ドゥ 」のガレットやクレープ。
同じくフランス人オーナーの洋菓子店「ラクソン」 サヴォア地方の焼き菓子・カヌレ・レモネード。
京都祇園にも店がある パティスリー&ショコラトゥリー 「 ラ・メゾン・ジュヴォー 」の リモナードグラニテ・生ロカイユココ・フィナンシェ・タルト。

いやこれ、マジもんのフランスグルメばっかりやん。
こんな店を集められるのは、フランス政府の力があればこそか。
このイベントで「フランスの食とは何なのか」を垣間見れてしまうわな…。
もちろんフランスワインなどのドリンクも販売されているので、
マリアージュ的なことも楽しみたいならお好きに。

さあ、今週日曜日は京都で「おフランスざんすー!!!!」

文:KGB編集長 宮本昭仁

店名 パリ祭 2019 KYOTO
住所 アンスティチュ・フランセ関西ー京都
京都市左京区吉田泉殿町8
京阪「出町柳」駅より徒歩10分
問い合わせ先 075-761-2105
開催時間 14:00ー19:00
チケット 前売券:一般600円、クラブ・フランス会員500円/当日券:一般800円、クラブ・フランス会員700円

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