皆さんも大阪梅田、なんば、三宮元町、京都河原町など繁華街周辺で、“酒ブランドの名前の入った前掛け”をつけた店員風の若いお兄さんに、飲食店のメニューPOPを見せられ“今なら〇〇〇円で飲み放題だからどうですか”と、しつこく声をかけられた経験はないでしょうか?

客引きは違法なんです

※違反とされている客引き行為及び各都市の条例に基づく。

大阪市は条例で飲食店等の「客引き行為」は大阪市客引き行為等の適正化に関する条例で禁じられていて罰金、氏名や社名、店名公表など厳しく恥ずかしい罰が与えられます。  
関西になじみのある「鳥貴族」は、HP上でも注意喚起を呼びかけています。


店の前で鳥貴族は満席だから系列店に案内しますと、来店しそうなお客様を騙した客引き行為があったそうです。

ではなぜ、飲食店は業者にまで依頼して「違法な客引き行為」をするのでしょうか?  
もちろん目的は「集客」なんですが、“食ベログ”や“ぐるなび”などにもしっかり掲載されている飲食店も違反をしています。  
考えられる要因の一つは、現在集客を目的としたPR手法がより高度化して、その専門性を担保しながら組織的に対応できないと効果的な集客が困難だからです。
頭を使わずにできる集客が 「違法な客引き行為」 というわけです。

大阪の梅田界隈は条例で 重点地区及び禁止区域に指定されています。

景気の良いときは、需要と供給のバランスが飲食店に有利に働き、待ちの営業でもお客様が来店してくれました。 バブル以降は飲食店の価格競争が始まり、低価格で戦える飲食店が集客に成功しました。
昨今は景気の回復と同時に、お客様の選択支も増えニーズも多様化し、単純な今まで通りのPR方法ではうまくいきません。
集客するにはお客様のセグメントセンスとそこを狙った商品開発やブランディング、効果的な販促費用の投下先の見極めが必要不可欠になりました。
また、人材確保が難しい業界のためPRに人手が回せないという悪循環が、短絡的な「違法な客引き行為」に手を出すきっかけを作っています。  

飲食店が違法行為で店名を公表されたらアウトです

そうならないためにも集客に結びつく自店に合った効果的なPR手段を探されることをおすすめします。   もちろん最初から大きな費用や人材を投じてPRできる飲食店は限られています。
また、必ず集客できる販促なんて存在しません、多くの繁盛店は知恵をしぼり情報収集して時間を使い集客に結び付けているのです。  

知恵を絞り考える上での大切なポイントは「お客様への情報リーチのプロセス 」 なのです。  

要するに「どう情報を届けるか?」です。  

お店の魅力をわかり易く、なるべくダイレクトに、すばやく、来て欲しい客層に伝えることが重要なのです。  
それを比較的簡単に実現できるのが、「SNSを使った集客 」 です。  
それなら今からでも社員やアルバイトで協力してお店を盛り上げることができます。
多くのSNSは費用がかからず情報発信ができますし、既存のグルメサイトをリンクすれば、詳細情報も見てもらうことが可能です。

先ずは自分達でできるPRを実践することが大切。  

その上で、より効果的に情報発信をしたいのであれば、その一部をプロにお任せすることをおすすめします。
SNSを利用した情報拡散はやはり手間と時間が掛かりますが、専門家に任せればその時間を大幅に短縮することが可能です。  
多くの方が利用しているSNSと上手に付き合うことが、これからの飲食業界において集客の一助になることは言うまでもありません。

短絡的な違法行為に手を染める前に是非。

SNSを使ったPR戦略ならお任せください!

大阪市客引き行為等の適正化に関する条例の概要

※「客引き行為」とは 不特定の人の中から特定の人に対して営業の客となるよう積極的に誘い勧めることをいいます。

(記事 のりさん)

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