ふと、極上のもつ鍋が食べたくなり、以前から“知る人ぞ知る”名店と謳われ、来月には10周年を迎える吹田「久留米ホルモン みつ澤」へ。博多で圧倒的な支持を得ている老舗から伝授されたという、本場の味が関西でも味わえるのが魅力だ。(編集長 宮本昭仁)
<この店のポイント>
・“久留米流”ならではのウマさ
・馬肉メニューがたまらん!
・女性オーナー“ナミさん”の魅力
<店舗データ>
店名:久留米ホルモン みつ澤
住所:大阪府吹田市長野東18-3
TEL: 06-6816-7272
営業時間:17:00~23:00 ※日曜営業
休日:不定休
九州の食材を使った“秘伝のダシ”がたまらん!
「みつ澤」の名物である「もつ鍋」(1人前1,200円)は、何と言ってもダシが魅力。オーナーのナミさんに聞くと「九州の醤油と九州の食材と秘伝の特殊な製法で毎日4時間以上かけて作ってます」とのこと。
その味をひと言でいえば「切れ味抜群」。旨味がキリッと立っている。なんかもう…ずっと啜ってたい…。
ここのホルモンは九州で朝引きしたものを直送して、その日に出す。そのため、もつ鍋も1日30食限定。
鮮度が違うことで食感や味わいはまるで違ってくる。ひと口食べれば、そのジューシーさに驚くはずだ。
もつ鍋だけではない。ダルム(豚の直腸)、酢もつなどのメニューは、正直新鮮でないと出せないものだ。
シメには「トマトチーズリゾット」が用意されている。切れ味抜群の秘伝のダシに、濃厚なチーズのうま味と爽やかなトマトの風味が加わり、脳天突き抜けるウマさとなっている。
そして毎日熊本から直送されるという馬刺しもまた、その鮮度ならではの抜群のクオリティ。赤身や上馬刺しは800円と1000円、3種類の馬刺し盛合せが1,800円で味わえる。
この3種そろえるのは、実は結構大変。仕入れ先を厳選しているため、仕入れ先は3種それぞれ別。配送方法も違う。それをうまく管理して提供する必要があるからだ。
最後の紹介となったが、店の女性オーナーのナミさん。柔らかい物腰、軽やかなトーク、細心の気配りにトリコにされて常連になっていくお客さんも多数いるとか。
抜群の味、リーズナブルな価格、洗練された接客と三拍子そろったこの店。平日でも次々とお客さんがやってくる。足を運ぶ際には、ぜひ事前に予約を。
<店舗データ>
店名:久留米ホルモン みつ澤
住所:大阪府吹田市長野東18-3
TEL: 06-6816-7272
営業時間:17:00~23:00 ※日曜営業
休日:不定休