毎月末日は「そばの日」！　「死ぬ前に一度、つゆをたっぷりつけて蕎麦を食べたかった…」なんて言ってる間に、さぁ、お蕎麦屋さんへ～！　「そば」特集！！

　明日は１０月１日。いよいよ消費税の増税が迫ってきました。
平成元（１９８９）年３月に３％の消費税が導入されて以来、平成９（１９９７年）に３％から５％、平成２６（２０１４）年に５％から８％、そして、令和元年（２０１９年）１０月１日、消費税は８％から１０％になります。
今回は過去の３回とは異なり、「軽減税率」が導入されることもポイントですが、線引きがややこしいとの前評判。
まだ「アルコールはすべて１０％」などは分かりやすいですが、
　・ミネラルウォーターは８％でも、水道料金は１０％。
　・出前やテイクアウトは８％でも、出張料理は１０％。
　・ホテルの客室冷蔵庫内の飲料は８％でも、ルームサービスは１０％。
などなど。
どこかで線引きをしなければいけないので、境界付近がややこしいのは致し方ないことではありますが、「定期購読契約した週２回以上発行の新聞は８％でも、電子版の新聞や、コンビニや駅の売店で買う新聞は１０％」などに至っては、すべて１０％にしてしまえばよいのでは？と思わず首を傾げてしまうのは私だけでしょうか。
閑話休題。さて、表題の通り、毎月末日は「そばの日」です。
「そばの日」とは、総務省統計局の運営するWEBサイトによると、
“ 毎月月末（みそか）は『そばの日』です。昔、江戸の商人が毎月月末に縁起物としてそばを食べていたことから、日本麺業団体連合会が定めました。細くて長いそばの形状から、身代（しんだい＝家の財産）が長続きするように、という願いを込めていたそうです。”
とのこと。
そこで、本日９月３０日のKGBニュースは、当サイトに掲載されている数々の「そば」についての情報の中から、ブロガーのぱたぱたぱたごにあさん、ma_masanさん、猫師さん、マッハさん、cocoro4040さんから寄せられた記事をもとに、美味しいお蕎麦をいただける関西のお店を５店舗ご紹介します。

『蕎麦 玄』(奈良市)
“蕎麦がき”
“せいろ梅たたきの水そば”

ぱたぱたぱたごにあさん
「予約必須の人気蕎麦店」 
「お店はならまちエリアの奥まったところにあり雰囲気抜群です」

ぱたぱたぱたごにあさん
「3人でシェアしました。それでちょうど良いボリュームですかね。ねっとりした蕎麦がきで、これはほんとにスゴイ！ 過去最高のねっとり具合。塩でいただくと甘みがしっかり感じられます」

ぱたぱたぱたごにあさん
「まずはせいろをそのまま、次は水に浸けて、で、梅、塩と順に試してくださいとのこと。まずはそのまま。かなりの極細なんですが、かなりねっとりとしたせいろで、甘みがしっかり感じられます。これは本当に美味い！ 水浸けはねっとりと絡まった蕎麦が水でほぐれて、スッキリとした甘みを感じます。梅たたきはかなり単品で美味く、蕎麦につけても美味いのですが、蕎麦らしさが消えちゃうかな。塩は甘みが引き立つので、わかりやすく美味しくなります。間違いないですね」

店名	蕎麦 玄
住所	奈良市福智院町23-2
TEL	0742-27-6868
営業時間	[昼] 11:30~13:00（最終入店） 要予約 [夜] 18:00~21:00（最終入店19:00まで） 完全予約制
休日	月曜、日曜（但し土曜日は昼のみの営業）

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『瓦そば すずめ』(大阪市北区)
“瓦そば”

ma_masanさん
「場所は、梅田から扇町通りを東へ。太融寺と神山の中間の交差点を南下してすぐの交差点の東側にあります」
「てっきり蕎麦屋かと思ってましたが、山口県の郷土料理をメインとした居酒屋さん」

猫師さん
「価格もリーズナブルで超オススメな店」

猫師さん
「ここに来たら絶対食べなきゃいけないのが瓦そば！ 」

ma_masanさん
「国内産そば粉、京都宇治抹茶粉使用、宮崎県産牛肉」
「なんと言っても大きな焼き瓦が圧巻！！ あらかじめ鉄板で焼いた茶そばが、この焼き瓦に乗って登場しました！ 」
「牛肉とネギが入っており、トッピングには、錦糸卵、細切り海苔がかなりたっぷり。さらにレモンの上にもみじおろし。これをつけ汁に入れていただきます。
パリパリの麺が香ばしく、なかなか良い食感♬ 鰹が効いた出汁が、かなりいい仕事してます♡ 」

店名	瓦そば すずめ
住所	大阪市北区太融寺町1-9
TEL	06-6311-5560
営業時間	[月～土] 11:30~14:30（L.O. 14:00） 18:00~23:00（L.O. 22:30） [日・祝] 11:30~14:30（L.O. 14:00） 18:00~22:00（L.O. 21:30）
休日	不定休

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『夕霧そば 瓢亭』(大阪市北区)
“夕霧そば”

マッハさん
「お店は東梅田駅、北新地駅ともに徒歩5分。お初天神の脇道入った路地にある老舗のお蕎麦やさん」
「店内は意外と広々！ 奥行きがあるタイプのお店です。23時くらいでも最後の一杯を求めてくるお客さんがひっきりなし！」

マッハさん
「ゆずの皮と、白いそば粉を混ぜて作った白いお蕎麦は、キレイな見た目。ギリギリゆずの感じがわかるかわからないかくらいの、さっぱりとした風味も嫌味がなくて美味。めんつゆには生卵。絡めて食べるとまた濃厚・・！ どろりと口に広がるお蕎麦の風味とおつゆのコクと生卵。あーこれは最高。近松門左衛門の作品に出てくる『夕霧太夫』という美しい女性をイメージしているそう。オシャレなネーミングですね」

店名	夕霧そば 瓢亭（ひょうてい）
住所	大阪市北区曽根崎2-2-7
TEL	06-6311-5041
営業時間	[月～金] 11:00~23:00 [土] 11:00~22:30
休日	日曜、祝日

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『蕎麦切り 大城』(大阪市阿倍野区)
“そば刺し”
“もりそば”

cocoro4040さん
「西田辺の鶴ケ丘駅近く」
「店内は広々としていて広く長いカウンター席からは中庭が見渡せて大人な雰囲気和モダンの木と緑に包まれた空間は癒しそのもの。大人のデートにもいいのではないでしょうか 」

cocoro4040さん
「平たい皿に几帳面に並んだ潤いある艶と美しい形。先ずはお塩を付けていただきます。蕎麦だけでは分からない、口の中いっぱいに広がる、清々しい香りと弾力性は野趣のある味の深さを感じます。メニューの1番最初に書き出してあるのは、その自信の現れでしょう」

cocoro4040さん
「本日は茨城県桜川市の蕎麦がふるまわれました。そば粉の有名産地から取り寄せ、毎朝挽く蕎麦は、繊細で上品な細切り」
「先ずはそのままいただいてみる。基本を押さえながら堅苦しさのない蕎麦、鼻先に抜ける土草の香り、噛まずして飲み込んだ時の、喉ごしの爽やかさが後を引きます。濃いめのつけ汁は魚の香りが強いので、 私は山葵を入れて食べることにしました。こちらの麺は盛りもよく十分満足させてくれます」

店名	蕎麦切り 大城
住所	大阪市阿倍野区西田辺町2-6-13
TEL	06-6691-0046
営業時間	11:00~17:00
休日	月曜、火曜 (但し祝日の月曜は営業)

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『そば 酒 まつもと』(京都市中京区)
“鴨汁そば”

マッハさん
「お店は河原町駅から徒歩5分！ 河原町OPAの裏手にある裏寺町通の一本奥の筋『柳小路』にあります」
「店内はカウンター７席のみ！ お蕎麦やさんというよりは居酒屋って感じ」

マッハさん
「鴨のお出汁は甘辛く、鴨の肉もたっぷり入ってます。あたたかいおツユにくぐらせるのも細麺がよく絡まって美味しかったです」
「ホッと一息オトナの時間」

店名	そば 酒 まつもと
住所	京都市中京区中之町577
TEL	075-256-5053
営業時間	[月、水～土] 12:00~14:00 16:00~23:00 [日] 13:00~19:00
休日	火曜

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繰り返します！ 毎月末日は「そばの日」！！

　和食の代表格のひとつとも言える蕎麦ですが、農林水産省のWEBサイトによると、日本における蕎麦の年間の需要量が１２万～１４万トンであるのに対し、国産の蕎麦の供給量は３万～４万トンにとどまっており、自給率は平成２５（２０１３）年で２４％ほど。
当然のことながら、需給のギャップは輸入で埋められており、同じく平成２５（２０１３）年の実績で９万５千トン近くを輸入し、その内の８５％が中国産、１３％がアメリカ産とのこと。
国産品の価格は輸入品の２倍程度するそうで、輸入によって安定した価格でお蕎麦をいただけている現状は、確かにありがたいことではありますが、それだけに目を奪われるてしまうのは、いかがなものかと言う思いも。
そういった中で、「そばの日」に「そば」を特集した本記事が、お蕎麦を楽しむ心を喚起するだけでなく、こういった数字の上に成り立っている現実を改めて意識し、考えるきっかけにもなれば、望外の喜びです。

[予告]
　来週、１０月７日（月）のＫＧＢニュースは、ご好評をいただいております、新進気鋭の漫画家「なかんだかり よしみ」さんのグルメ漫画!?、『帰ってきた まーさんねーねー』第２話を予定しております。

（文及び構成　上野屋 誠）