泉の広場は『梅田ダンジョンのセーブポイント』

1963年、今から56年前に『梅田地下街』として登場したホワイティうめだ。1日当たりの利用者が40万人という日本でも最大規模の地下街だ。
泉の広場がある東側エリアは1970年に地下街を拡張して生まれた。シンボルの噴水は、1日約40万人が訪れる地下街の待ち合わせ場所として使われてきた。
この泉の広場は、入り組んだ構造で迷宮状態となっていた『 梅田ダンジョンのセーブポイント 』といわれ、せわしない大阪人の癒しスポットとして親しまれてきた。しかし今年5月、リニューアルのため泉は取り壊されることに。

12月5日、リニューアルで登場したウォーターツリー

“生命の木”をイメージ。ステンレス鏡面仕上げの葉っぱが、LEDの照明を反射してきらめいている。初日には音楽コンサートが開催されていた。

3つのゾーンごとに雰囲気も違う!
35の話題のお店が登場

まず、リニューアルによって泉の広場はコンセプトの異なる3つのゾーンに分かれている。おそらく一番人通りが多い「扇町ゾーン」、ウォーターツリーのある「泉の広場ゾーン」、そして大人の飲み歩きストリート「NOMOKA」だ。

それぞれのエリアの店舗ラインナップはこちらで確認のこと。今回はKGBとして気になった店をピックアップして取り上げる。

扇町ゾーンは“ランチ”に向いてる?

13店舗が登場した扇町ゾーンは、通りの幅が一番広いこともあって人通りは一番多い。どちらかといえば「ランチ」向きな店が多い印象。
なかでも関西初出店という豚汁専門店「野菜を食べるごちそう とん汁 ごちとん」は気になる。ということで、ちょっと食べてみました。

とん汁専門店「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」は具がてんこ盛り!

上の通りの画像にも映っているが、店の前には大鍋でとん汁が煮られている。まるで町のお祭りのような懐かしい香りが、扇町ゾーンに漂う。

野菜も肉もてんこ盛りのとん汁定食はイケてる!

注文したのは、一番人気という「ごろごろ野菜のごちろん豚汁」(690円)を、+150円でご飯、香の物の定食セットに。
名前に偽りなく、大根と人参がどかんと入っている。ご飯は小・中・大から追加料金もなく選べるので、大にしたところ、日本昔話状態で出てきた。生卵も無料で1つ頂ける。

ほんでお肉もたっぷり!

ちょっと甘めな味付けで、誰もが気に入るスタイル。ただ個人的にはテーブルに添えられている七味を入れて食べるのがベスト。それほど辛味は立たず、キリっと味が引き締まる。

泉の広場ゾーンは“何かやってそう”

kogakushu翔

初日はオープニングセレモニーとして、和太鼓、ウッドベースなど和洋の楽器を織り交ぜた独特なサウンドを展開している「kogakushu翔」による演奏会が行われていた。
このスペースはイベントもやりやすそう。今後も何かと催しがされるのではないかと期待できる。

気になる店をピックアップ!

「いろんなお肉をちょっとずつ!大人が集う肉酒場」とのことで、 おつまみメニューを中心に全50種のメニューを揃えている。一皿480円~と手ごろな価格で、お肉料理が食べられるのが魅力だ。

ここが一番魅惑的・・・“あの名店”も登場した「NOMOKA」ゾーン

さて、お酒大好きな皆さんには一番気になるであろうエリアが、この「NOMOKA」ゾーン。大阪最強の立ち飲み店と言われた肥後橋「わすれな草」に加え、関西初出店の店など全17店舗が軒を連ねている。

さっそく行列の『わすれな草』

大阪・肥後橋では、昼は立ち食いカレー、夜は立ち飲みという二毛作の店として、わずか7坪14席ながら昼夜それぞれ70~80人を集客する大阪トップクラスの立飲み店。それがこのNOMOKAに登場。主だったメニューは肥後橋と値段も同じ。さっそく10数名が並ぶ人気ぶりとなっている。

店内は、狭い肥後橋時代と打って変わってゆったり座れるスペースを確保。

おでんも90円からあり、肥後橋時代からのコスパの良さは変わっていないようだ。

この店は、関西グルメブロガーズの“なにわのくろっくす”、“けんけん”も速攻で店に足を運んでいる。

あの名物メニューもそのまま!

チキンカレーリゾット ¥480
(ハーフサイズ&オムレツ乗せ&ルー掛け)

なにわのくろっくす
「 甘辛・ほんのりスパイシーなチキンカレーに、出汁巻き風味のふわふわオムレツをドドンとトッピング♪ 」

活け車海老おどり 180円

なにわのくろっくす
「 わすれな草と言えばこれやね♪ 生きたまんまの車海老は、まだピクピクと動いてる♪ プリプリ?いや、ブリブリ過ぎて間違いのない旨さ!!やっぱりこれが¥180ってのは神ってる 」

さらに詳しいブロガーの記事はこちら!

ということで、泉の広場リニューアル初日レポートでした。
まあ、一言でいえば『思った以上にクオリティが高い』。
しかし、梅田近辺でも“安くて楽しく飲めるエリア”が増えた。お初天神の裏参道か。。。ルクアのバルチカか。。。はたまた駅ビルか。。。そのいち候補として泉の広場が加わりそうだ。

取材・文 KGB編集長 宮本昭仁

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