近江の国の郷土料理「鮒寿司」は皆さんご存知でしょう。
日本古来の「鮓(なれずし)」の1種で魚、米、塩を乳酸発酵させた発酵食品の一つ。
「徳山鮓」さんは鮒鮓を独自の発酵方法でつくった「熟鮓(なれずし)」 としてご提供されています。

大阪から約2時間ほど、JRの余呉駅で下車。

懐かしい風景で、虫取りがしたくなる衝動にかられます。

「徳山鮓」さんへ到着。
駅から送迎していただけるので大変ありがたいです。
見た目は古い日本家屋ですが、本当にきれいに手入れされていて感動!

今回はランチでのお伺いでした。
まずは前菜
猪、熊、鹿のテリーヌや稚鮎。

テリーヌはジビエの独特の臭みはほとんどなく、美味しさだけを残した逸品。
稚鮎はほどよい酸味がありお酒のあてにはピッタリですね。

右下の亀が気になりますが、何かは聞き忘れました。

シャンパンは「ルイ・ニケーズ ブリュット・レゼルヴ 」
酸味と若い果実味がバランスとれたシャンパン、蒸し暑い8月にはちょうどのよく冷えた状態でいただきました。

琵琶湖の鮎焼
時間をかけてじっくりと焼き上げます。真夏の太陽の下、本当に有難うございます。

塩味が効いた鮎焼、頭からガブリといってください。

滋賀長浜の地酒 「紫霞の湖(しがのうみ) 」
1杯目に飲みやすい日本酒、しっかり冷えててお酒がすすみます。

余呉の鰻焼き 山椒とともに。
皮がパリッと焼かれていて、北京ダックのような食感とホクホクして柔らかい身が口の中で自然に消えていきました。
これだけで日本酒2合はいけそうです。

右からカチョカバロと鯖熟鮨
鮒の熟鮓(なれずし)のりを巻いて
鮒鮓のサンド

すっぽんの雑炊

最後に 「鮒鮓」の「飯(いい)」 から作られたアイス。
熟成したクリームチーズのような味わいと香りが、ワインと合います。

そこそこ飲みましたね~~。

「徳山鮓」から見える余呉湖畔の景色がきれいです、この日は天気にも恵まれ至福の時を美味しく楽しく過ごせました。

「徳山鮓」の店主の徳山浩明さんと最後に記念撮影をしてお店をあとにしました。


徳山浩明さんの丁寧な対応と優しい口調は、お仕事に対する姿勢の表れ。
こちらもやさしい気持ちいになれました、次回はいつ来よう…

店名徳山鮓(とくやまずし)
住所滋賀県長浜市余呉町川並1408
TEL0749-86-4045
営業時間12:00~14:30  18:00~21:00 (宿泊も可能)
休日不定休

御礼:写真を使わせていただいたEさん、食事会参加の皆さん有難うございます。

(記事 のりさん)

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