割烹出身のオーナーが手掛ける寿司店。
千日前地蔵尊通り横丁にある難波店は任期すぎてなかなか入れないが、
本通りから路地を入ったこちらの店なら比較的入りやすい。
予算はお酒込みで4000~5000円といったところだが、出てくる寿司のクオリティは相当高い。というのも、オーナー以下、板場に立つのは包丁を握って40年以上のキャリアを持つベテラン揃いだからだ。
目玉は、やはり「伝助煮穴子」だろう。
一般的な穴子であるマアナゴは30~40cm、200gぐらい。その3~4倍ほどの大きさがある、播磨灘で捕れる雌の穴子を伝助穴子(でんすけあなご)という。
この伝助穴子、実は骨が多くて食べにくいことから寿司店では敬遠されてきた。
それが、この富久佳では、フワトロの煮穴子に仕上がっている。普通の穴子同様、小骨が口に触ることも一切ない。いったいどう調理しているのか。店主曰く「企業秘密。この伝助穴子をここまで柔らかく食べさせる店はウチしかないと思ってる」ということらしい。
もう一つの決め手は“温シャリ”だ。口の中でホロリと崩れる感じが何ともたまらない。
1貫100円からとリーズナブル
名物 伝助煮穴子 1貫600円
けんけん
「 一口食べるとびっくり。骨は全く入ってないんじゃないかと思うほどの柔らかさで、歯が無くてもすぐにふわあ~っと自然に身がほどけていきます 」
のりたろう
「 どもかくでかい! 食べてみるとふわとろで、舌で身が解れていくやつです 」
お得なセット「ウラ皿」980円
けんけん
「聞くとこちらは実質1400円のネタとのこと。訪問時は本マグロ、鯛、しまあじ、銀ダラ、赤貝の5貫セット。銀ダラは塩とレモン果汁がかかっていて、そのままいただきます」
のりたろう
「まさかこの価格で銀鱈食べられるとは思わなかった…」
上うなぎ炙り 1貫300円
けんけん
「 丁寧に炙られたうなぎは香ばしくて美味しい♪これは贅沢 」
特選和牛トロ炙り 1貫400円
のりたろう
「塩胡椒のみで食べさせるって事は、肉質への自信があるんだろう」
けんけん
「松坂牛を使用し、金粉がふりかかった贅沢な一品。炙ることで少しレアな状態に。お肉の上質な脂が口の中いっぱいに広がって絶品です」
おばけ酢みそ 680円
のりたろう
「 ナガス鯨の酢味噌和えやね」
けんけん
「酢味噌は自家製で、通常のものよりも酸味が抑えめで食べやすい♪これだけちょびちょび食べてもお酒の良いアテになりそう」
店名 | 富久佳 坂町店 |
住所 | 大阪市中央区千日前1-6-8 |
TEL | 06-6484-5877 |
営業時間 | 17:00~22:00 |
休日 | 日曜、祝日 |
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